起立性頻脈症候群(POTS)とは?
起立性頻脈症候群(postural orthostatic tachycardia syndrome POTS)は起立後10分以内に 心拍数が毎分30回以上増加(12~19歳の青少年は40回以上) 起立性低血圧は伴わない 慢性自律神経機能障害です。 2015年の米国心臓リズム学会(Heart Rhythm Society)専門家合意文によると、成人基準の起立後10分以内に心拍数が1分あたり30回以上増加したり、絶対心拍数が1分あたり120回を超えながら収縮期血圧が20mmHg以上下降しない場合、POTSと診断します。 POTSは単一疾患ではなく、神経病性・ゴアドレナリン性・低血容量性・自己免疫性・感染後など様々な病態生理機序が関与する 症候群であり、ある患者で複数の機序が重複することもあります。 米国では約100万~300万人がPOTSを持つと推定され、患者の約80%が15~50歳の妊娠可能年齢の女性であり、女性対男性の割合は約5:1です。
POTSは血圧は落ちないのに起きると心拍数だけ毎分30回以上急増する自律神経機能障害です。
